【ブリュッセル・後編】美術史の記憶蘇る!
興奮で外観撮るのを忘れるというミスを犯しつつ、王立美術館に到着。
隣にはマグリット美術館も併設されていて、かなり行くか迷ったんですが、時間の都合で、王立美術館のお目当ての作品だけを狙いすましていく作戦にしました。
吹き抜けの広々とした空間です。
一通りささっと眺めながら、目的地へ向かいます。
それはどこかというと........
そう!ベルギーといえばブリューゲル!
ブリューゲルの存在をすっかり失念していて、せっかくベルギーに来たのにみすみす見逃すところだった。
危ない危ない。
なんかこう、緻密・可愛い・ちょっと変・おもしろいみたいな印象です。(幼稚園児か笑)
至近距離で「あ、こっちにこんなんいてる!」「これめっちゃ気持ち悪ない?」
と随分楽しめました!
そして、来たー!!!
「イカロスの墜落のある風景」
これね、大学の一般教養(俗に言う般教。笑)で美術史を取った時に初めて見たんです。
なんか明るいような、それでいて陰があるというか、絵全体の雰囲気が不思議な作品やなぁって当時から思っていました。
まさかここで出会うとは!
墜落しているイカロスの足をまじまじと観察できて満足。
スケキヨを彷彿とさせるおみ足。
これも美術史で出てきたヤン・ファン・エイクの....えっと....作品名忘れた....。
鏡があるのが特徴的ですよね。
人がどの作品も怖いのでちょっと苦手やけど。笑
美術館を出て、少し街中をぶらり。
ブリュッセルは、比較的名所が集まっていて徒歩で回れるので、思ったより時間が余り、のんびりできました。
思いがけない絵との出会いもあり、とてもいい街でした。
ただ、駅まですぐ戻れると思ったのに、地図を片手に同じようなところを何度もぐるぐると回ってしまい、永遠に駅にたどり着けないかと思った。
ひぃー、怖かったよー。
まさかのブリュッセルで狐につままれて(これほんま!笑)焦りましたが、電車に間に合い無事にパリまで戻ってきました。
めでたしめでたし。